楽天モバイルへのプラチナバンド割当が決定
楽天モバイルがついにプラチナバンド獲得です。
2023年10月23日(月)に、総務省が700MHz帯のプラチナバンドを楽天モバイルに割り当てることを発表しました。
プラチナバンドの周波数帯
一般的に、移動体通信のプラチナバンドは700MHz~900MHzの周波数帯のことを指します。
楽天モバイルに割り当て予定のプラチナバンド帯域
今回、楽天モバイルへの割当が決まったのは、次の帯域です。
715MHz~718MHz(端末が使用する帯域)
770MHz~773MHz(基地局が使用する帯域)
ということで、3MHzの幅となります。
で、合わせても6MHz。
これは狭いといっていいでしょう。
3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・KDDI)はいまプラチナバンドに50MHzずつの割り当てでしたっけ。
楽天モバイルは、空きがないなかでようやく割り当てられてもらえたといった状況になります。
3MHzでどのくらいまかなえる?
NTTドコモの試算で、3MHzだと約1,100万ユーザーの収容が可能なのだとか。
(ドコモの契約数と帯域幅から比例計算による)
そして通信速度は下り30Mbps、上り11MHzとのこと。
ただ、これはあくまで計算から導き出したに過ぎないものなんじゃないかと。
「トラフィックがプラチナバンドに集中してしまい、つながりにくい状況が頻発・・・」といった、予想したくないイメージもちらちら湧いてしまうのは私だけでしょうか?
楽天モバイル プラチナバンドが使えるようになるのはいつから?
楽天モバイルのプラチナバンドでのサービス開始日は、まだはっきりとは決まっていません。
楽天モバイルが総務省に認定申請した際の開設計画では、サービス開始日は「令和8年3月頃」と書かれています。
令和8年は2026年ですね。
しかしこれはだいぶ保守的に見積もって出した日にちだそう。
実際には2024年中のサービス開始を目指しているとのことです。