楽天モバイルのオリジナルスマートフォン「Rakuten Mini」。
いま、キャンペーンで1円で販売されていて話題の端末ですが。
製造ロットにより、対応周波数帯(対応バンド)が異なっていることを、楽天が発表しています。
Rakuten Miniの対応バンド表
公式サイトに出ている情報を表にすると、次のようになるのかな、と。
Rakuten Miniの製造番号(IMEI)確認方法
[設定]→[端末情報]→[IMEI]
だそうです。
または、標準の電話アプリ(※Rakuten Linkではありません)で「*#06#」と入力すると調べられるようです。
どうしてこうなった?
北米やヨーロッパでのローミングをしやすくするために仕様変更したようです。
(北米やヨーロッパでは、Band4やBand5が多く使われているのだとか)
ただ、ハードウェア容量的にすべてのバンドを追加することはできず、そのために現行ロットではBand1が削除となった・・・と。
つまり、「海外利用時の利便性向上を図って」ということになりそうです。
Band1非対応の影響
いま出荷されているモデルは、Band1が非対応となっています。
その影響は・・・次のようなことが考えられるかと。
■国内 → ドコモMVNOに切り替えて使うようなとき、通信エリアが限定的になってしまう
■海外 → ヨーロッパやアジアでローミング利用等をするときに、エリアが限定的になってしまう可能性がある
Band1は、ドコモ・au・ソフトバンク回線で広く使われています。
eSIMで使うとなると、いまだとIIJmio(ドコモ通信網)くらいになりそうですが、通信サービスをそれに切り換えて使うようなとき。
Band1の周波数帯電波は拾えず、通信可能エリアが狭くなると思われます。
また、海外でも、ヨーロッパやアジアでBand1を使用するキャリアは少なからずあるようです。
そういったキャリアのネットワークで通信しようとするとき、エリアが限定的になってしまうことが考えられます。
希望者への端末交換
■製造番号(IMEI)351676110356708以前の製品
または
■製造番号(IMEI)351676110682491以降の製品
を持っているユーザーで、別の「Rakuten Mini」へ交換を希望する人は、2020年9月末までに楽天モバイルのコミュニケーションセンターまで申し出るといいようです。
交換をしてもらえるものと思われます。
連絡先はこちらに載っています→「Rakuten Mini」の認証番号と対応周波数帯の変更について